田中良幸税理士事務所 トピックス
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ねんきん特別便

皆さんのところにも、「ねんきん特別便」が届きましたか?

私のところには先週届き、早速内容をみたら、「加入月数」と「納付月数」とに27月の差がありました。この月数分だけ未納だということです。

これだけでは、具体的にどの月が未納なのか不明なので、社会保険事務所に行き、「被保険者記録照会」というのを取ってみました(無料)。

これをみたら、満20歳になった月(当時大学生)から「加入月数」がカウントされていましたが、大学卒業までは未納。当時そのような制度でしたから、これは納得ですが、今一箇所、昭和58年1~9月分(国民年金)が未納扱いになっていました。

自動引落しにしているのに、これはおかしい。かと言って、25年前の領収証や預金通帳は保存していません。

そこで、すべて保存してある確定申告書(写)をみたら、1~12月分ぴったりの金額でしっかり控除してありました。社会保険料控除は現金主義で適用しているはずですので、支払っているに違いありません。

関係書類を添え、「修正すべき記録」欄に記載して回答しました。社労士に確認したら、これは修正される可能性が極めて高いようです。

私の事務所には、転職者が数名いますが、半分以上が間違っていました。年金問題というのは、相当根が深いようですね。

みなさんも疑問があったら、「被保険者記録照会」を行うことをお勧めします。ただ、今社会保険事務所はかなり混んでいます。どこの事務所でも取れますが、時間の余裕のあるときにどうぞ。

 ◆東京都内の社会保険事務所等の相談窓口の混雑状況(過去4週の状況)
 http://www.sia.go.jp/~tokyo/konzatu-tokyo.htm

 
2008年10月10日 <5:53 >  田中良幸
 
 
 
 
【 田中良幸著書 】
田中良幸著書 税理士のための相続をめぐる民法と税法の理解 民法<相続編>を逐条的に事例解説
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めぐる民法と税法の理解
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