将棋界最高の賞金を誇る竜王戦7番勝負が行われていましたが、3勝3敗となっての最終局が17日~18日にありました。
結果、羽生善治名人(38歳)から挑戦を受けていた渡辺明竜王(24歳)が、3連敗からの4連勝(将棋界史上初)ということで、劇的防衛を果たしました。しかも、これで連続5期竜王となって、「永世竜王」の称号も得ました。
棋譜や中継の模様は、次のサイトで見ることができます。
◆第21期竜王戦 http://live.shogi.or.jp/ryuou/
ご存知でない方のためにお金のことを書くと、勝った渡辺竜王の得た賞金は3,200万円で、負けた羽生挑戦者の得た賞金は800万円。この他に、この2人が7番勝負に登場しただけで得られる対局料は、竜王1,450万円、挑戦者700万円です。
防衛を果たした渡辺竜王は、次回も竜王として出場することが決まりましたので、来年の1,450万円+800万円も保障されることになります。昨日の勝負は、本当に大きな一番でした。
2008年12月19日 <5:38 > 田中良幸 |