国税庁HPに、復興特別所得税施行後に死亡(または出国)した個人に係る所得税の申告書のフォーム(およびその書き方)がUPされています。
◆平成25年1月1日以後に出国又は死亡した人の平成25年分の準確定申告について http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki03/01.htm#a01
復興特別法人税は、法人税申告書とは独立した申告書を提出することとなっています。しかし、復興特別所得税は、所得税の申告書を一部加工することにより、同申告書に併せた形での申告書を提出することが相違点です。
1)タイトルに「復興特別所得税」を挿入する。 2)左下欄外に「復興特別所得税」等を追加する。 3)右の「電子証明書等特別控除」等を「基準所得税額」等に置き換える。
取り敢えずの応急措置という気がします。来年1月から始まる一般の個人納税者についての申告はどうなるのでしょうか? 毎年2,000万を超える確定申告書が提出されますが、全員がこんな面倒な加工をできるとは到底考えられません。
電子証明書等特別控除は廃止が決まって欄は不要になりましたし、復興特別所得税はこれから25年も続くのですから、近い将来復興特別所得税の関係情報を加えた申告書用紙が用意されるものと予想します。現行の申告用紙の在庫次第とも思いますが。
それより早いと予想するのが、e-Tax利用の申告フォームです。Web上の申告書ですから、来年1月の「確定申告書作成コーナー」では新フォームとなっていることでしょう。
2013年5月11日 <5:52 > 田中良幸 |