安倍総理が1年半延ばした消費税率改正(8%→10%)の再延期(2年半)を表明したのは、サミット直後の6月1日のことです。
「世界経済は想像を超えるスピードで変化し、不透明感を増している。リーマンショックのときに匹敵するレベルで、原油などの商品価格が下落し、さらに投資が落ち込んだことで、新興国や途上国の経済が大きく傷ついている」というのが、その理由でした。
平成 元年 4月~ 3%
平成 9年 4月~ 5%
平成26年 4月~ 8%
平成27年10月~ 10% ・・・ 当初予定
平成29年 4月~ 10% ・・・ 延期(1年半)
平成31年10月~ 10% ・・・ 再延期(2年半)
この鶴の一声を具体的に立法化する動きが始まりました。
消費税率の改正だけでなく、軽減税率やインボイス方式の導入も延期です。
◆未来への投資を実現する経済対策」について(決定)
http://goo.gl/E27DaT
平成29年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針について(了解)
(財務省)
(16.08.02 閣議決定)
2016年8月5日 <7:00 > 田中良幸 |