日本プロ野球機構が税務調査を受けて、修正申告したとのニュースが流れました。
同機構としては、日本シリーズやオールスター戦なんて何十年も続けてきたことなのに、何を今さらという感じでしょう。昨今、公益法人等に対する課税も強化されているという印象です。
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日本野球機構は税制上の優遇措置がある公益法人ですが、主催する日本シリーズやオールスター戦の収入は課税対象の収益事業にあたります。
関係者によりますと、日本野球機構は12球団が主催するペナントレースに派遣している審判員などの人件費を経費として売り上げから差し引いていたということです。
東京国税局は、このペナントレースに派遣している審判員などの費用は各球団が負担しているものだとして、経費としての計上を認めなかった模様で、申告漏れの総額は去年までの4年間で7億数千万円で、追徴税額は過少申告加算税などを含めおよそ2億8000万円に上るということです。
(08.06.19 JNNニュース)
2008年6月19日 <5:50 > 田中良幸 |