11月3日付けで更迭された田母神俊雄前航空幕僚長(60歳)が、定年退職扱いとなったことにより、およそ6,000万円の退職金が支払われるとの報道がありました。
興味がありましたので、国家公務員の退職金の計算方法について調べてみました。 国家公務員の場合も、多くの民間企業と同様、いわゆる功績倍率方式で計算されます。
22歳入省60歳定年で最高額を計算すると、こうなります。
467,700円 × 59.28 + 95万円 × 38年 = 63,825,256円
田母神氏の場合も、これに近いということのようですね。
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◆国家公務員の退職手当制度の概要 http://www.soumu.go.jp/jinji/teate_t_gaiyo.html
退職手当 = 基本額(退職日の俸給月額×退職理由別・勤続年数別支給率) + 調整額
※支給率 = 0.6(勤続1年・自己都合) ~ 59.28(勤続35年以上) ※調整額 = 年20万円 ~ 年95万円
※平成18年度の平均退職給与 定年 24,588千円 勧奨 26,376千円
◆防衛庁の職員の給与等に関する法律 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S27/S27HO266.html
俸給 192,800円 ~ 467,700円
2008年11月12日 <9:15 > 田中良幸 |