e-Tax(国税電子申告・納税システム)は、平成16年2月に利用が開始され、18年目に入りました。
当初、なかなか利用率が伸びませんでしたが、幾多のシステム改良を経て、徐々に利便性が高まり、利用率も着実に上がってきました。令和元年度では、法人税87.1%、所得税59.9%となっています。
昨年4月以降、大法人には電子申告(e-Tax&eLTAX)が義務化されました。義務というのは、従来どおり申告書をペーパーで提出しても、無申告扱いになるという厳しいものです。
今後税理士が行う代理手続なども義務化の方針ですので、ITが苦手な税理士は振り落とされ、利用率は増々UPしていくことでしょう。
2021年8月23日 <5:01 > 田中良幸 |