相続税の課税割合(相続税の申告者数/相続発生人数)は、毎年12月に国税庁から発表されています。
平成27年に相続税の基礎控除が40%カットになり、いきなり4%台だった課税割合が8%台に倍増したことは、象徴的なできごとでした。その後もじわじわと上昇を続け、令和4年の実績(最新)で10%近くに迫っています。これは全国数値ですが、都道府県単位で比べると、かなりの格差があります。当然のことながら、東京都を筆頭に、都市部の課税割合はかなり高いです。